個別指導塾のメリット 家庭教師のメリット

この記事をご覧になっている方はおそらく集団塾だと成果が出なかったお子さんをお持ちで、個別指導塾にするか家庭教師にするかお悩みの方だと思われます。

そこで、今回は大手個別指導塾や小さな個別指導塾の主任の講師経験もあり、現在プロの家庭教師、個別指導塾講師として活動している私の私見ではありますが、個別指導塾のメリット、家庭教師のメリットとともに個別指導塾に向いているお子さん、家庭教師に向いているお子さんについて紹介します。

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個別指導塾のメリットと個別指導塾向きのお子さん

個別指導塾にもいろいろありますが、一般的には

・塾長または教室長が責任者
・進路指導ができる講師(主任)がいる
・講師は学生(主任や教室長などの社会人講師が教える場合もある)が多い
・1名の講師で生徒は1人か2人、1人の生徒に対し特定の講師が担当するかどうかは塾やその教室次第
・テキストは決まってはいるが、生徒が持ち込んだものでもよい
・有名進学塾のスピードについていけないお子さんが補講的に活用することもある
・模試は塾が手配

というのが、共通点でしょうか。

このような特色から、

・自分で勉強する習慣は一応身についている
・SAPIXなどの大手集団塾についていけないが、どの問題が分からないかはわかっている
・わからない問題を頑張ってわかるようになりたいが、1人だと難しい
・模試なども受けて実力を試したいと思っている
・高校受験や大学受験を考えている

というお子さんは個別指導塾に向いている(個別指導塾で成果が出る)と言えると思います。

逆に

・自分が何を勉強したらよいかあまりわかっていない
・塾に行ってもテキストや文房具を忘れがち
・学校の授業についていけない&いつからわからなくなったかわからない
・中高一貫校に通っているが、このままだと内部進学が怪しい

というお子さんは、個別指導塾にはあまり向いていないと思いますので、家庭教師を検討したほうが良いです。

また、授業料については、安いところもあれば高いところもあって正直ピンキリです。最近は個別指導塾もホームページで授業料を公開していることが多いのですが、だいたい1回90分×月4回だとして安いところで1か月6,000円、高いところで1か月35,000円くらいが相場といったところでしょうか。

(もちろん、学年にもよりますし、補習塾か進学塾かによっても異なります。生徒1人に先生1人か生徒2人に先生1人かでも当然違います。また、同じ塾でも受験生はほかの学年に比べてやや高めです)。

しかし、授業料が高い=講師の質が高いというわけではありません。特に大手の個別指導塾では、授業料にかかわらず講師の時給はどこでもたいてい1000円~1300円程度が相場であり、また、指導の方法は講師に丸投げで、教室長や主任は保護者対応か新規受講生の獲得が主な仕事であるからです。

もちろんそうでないところもたくさんあります。以前に比べ、最近は個別指導塾でも研修をしっかりするとともに講師の待遇をよくしてプロの講師を確保している塾なども増えてきました。どちらかというと規模が小さくても塾長がしっかりしているところはその傾向が強いです。

さらに、個別指導塾にはお子さん専用のカリキュラムを作るところが多いですが、学校の宿題やテスト対策、部活やその他学校行事で塾に来られなかったりとカリキュラム通りにはたいてい進まないので、お子さんの状態を見てカリキュラムを修正(でも基本的なところはしっかりとやる)してくれるか(作っただけで1年間放置のところもある)については、確認したほうが良いでしょう。

ということで、個別指導塾にはいろいろありますが、個別指導塾に向いているお子さんでもやはり面倒をある程度見てくれる個別指導塾のほうがよいと思いますので、

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・1人の講師(できれば特定の同じ講師)が担当していること(1対2でもよい)
・塾長や教室長にお子さんの普段の学習状況について情報がきちんと届いていること
・面談等で保護者にしっかりと説明がある

ところを選ぶとよいかと思います。

ちなみに個人的な意見ですが、

お子さんがいわゆる開成中学のような難関の中学合格や東京大学などの難関の大学合格を目指しており、それぞれの科目について得意とする講師が充実している個別指導塾としては

PFアカデミー

があげられるかと思います。

他方で、1人の講師がある程度複数の科目を担当したほうが成果が上がると思われる学校の補習や高校受験などの対策について得意とする講師が充実している個別指導塾としては

A.T.T指導会

があげられるかと思います。

なお、中学受験に特化した個別指導塾、大手進学塾が運営している個別指導塾などは個々の講師の力というよりも、会社としての合格ノウハウや受験情報とその分析力に優れていますので、例えば、集団塾に十分についていけてやや苦手な科目だけ同じ塾で個別に見てもらいたいというお子さんであれば、どの塾でも大丈夫だと思います。

家庭教師のメリットと家庭教師向きのお子さん

先ほどの個別指導塾とは逆で

・テキストや問題集などやるべきものが整理できていない
・自分が何を勉強したらよいかがわかっていない
・学校の授業についていけないが、いつ(どの学年)からわからなくなったかわからない
・中高一貫校に通っているため、受験の必要はないがこのままだと内部進学が怪しい

というお子さんは家庭教師の方が向いていると思います。

ただ、家庭教師はお子さんとの相性がよくないとお子さんも家庭教師も辛いですし、お父さんお母さんが家庭教師に求めていることが講師にしっかりと伝わっていないと指導がグダグダになり、お金は払ったけど全く成果があがらないという可能性もあります。

個別指導塾であれば、次回から講師を即変更してほしいという希望を塾長や教室長に伝えれば対応してくれるのに対し、家庭教師はなかなかそうもいかないです(塾のように即講師変更というわけにはいかないことが多い)。

そのため、家庭教師センターの教務担当がしっかりとご家庭を訪問して、お子さんの特徴とお父さんお母さんが求めていることをヒアリングして講師を選定し、講師にその情報をしっかりと伝える体制が整っているところでないと家庭教師にする意味がありません。

他方で、適任の家庭教師が派遣されれば、お子さんの学習状況はその家庭教師が把握し、状況に応じた指導を年間通してするので、個別指導塾より成果が上がりやすいと思います。

なお、家庭教師を派遣する会社の選び方等については、

プロ家庭教師 おすすめ会社と選び方

でも紹介していますので、参考にしていただけると幸いです。

まとめ

最終的にはお子さんにかけた費用とそれに見合う成果があがれば、個別指導塾でも家庭教師でもどちらでもよいと思います。

最終的には、雰囲気、お子さんとの相性、講師や教務担当がどこまで面倒を見てくれるのか、授業料などを考慮して検討されることになると思いますが、一般的には、

・家で勉強できないお子さんは個別指導塾、家で勉強するほうがはかどるお子さんは家庭教師
・自分でプリントなどを整理できるお子さんは個別指導塾、整理できないお子さんは家庭教師
・受験の必要がある場合には個別指導塾、学校が中高一貫校など受験の必要がない場合には家庭教師

が良いかと思います。

あとは、費用の観点からすると個別指導塾より家庭教師の方が高いので、通常の科目は個別指導塾、苦手な科目は家庭教師というように併用できるのであれば併用するのもアリかと思います。

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