ひさしぶりのお休みなので、ハリーポッターのワーナー・ブラザース・スタジオ・ツアー・東京に行きました。
映画『ハリー・ポッター』シリーズの世界観を忠実に再現した夢のような空間——それが「ワーナー・ブラザース・スタジオ・ツアー・東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」です。
今回ご紹介するのは、スタジオ内のハイライトのひとつ、「ホグワーツ城の巨大模型」。この壮大なセットは、映画ファンなら一度は目にしたことがあるおなじみの風景を目の前に再現してくれる、まさに魔法の瞬間です。
圧巻!映画さながらのホグワーツ城
写真からも伝わる通り、ホグワーツ城の模型は緻密なディテールとリアルな質感が息を呑むほどの美しさ。実際に映画撮影にも使われた1/24スケールのこの模型は、建物の外観だけでなく、石造りの階段や湖のほとり、塔の尖塔にいたるまで忠実に作り込まれています。
ライトアップによって昼夜が移り変わるように見える演出もあり、見る角度や時間によって違った表情を楽しめるのも魅力の一つです。まるで自分がホグワーツに入学し、魔法の冒険が始まる瞬間を体験しているような気分になります。
スタジオ全体が魔法ワールド
このスタジオ・ツアーでは、ホグワーツの大広間やダイアゴン横丁、禁じられた森、さらにはホグワーツ特急のある9と3/4番線まで、ハリー・ポッターの世界がそのまま現実になったかのようなセットが満載。スタッフによる映画製作の舞台裏解説や、衣装・小道具の展示も豊富で、映画ファンにとってはたまらないスポットです。
特に「バタービール」の試飲や、グリーンスクリーンでホウキに乗って空を飛ぶ体験は、大人も子どもも思わず笑顔になる人気コンテンツ!
映画の名シーンが目の前に──「ユール・ボール」の衣装展示
スタジオ・ツアーの見どころのひとつが、映画で実際に使用された衣装の数々。なかでも、多くのファンが足を止めるのがこの展示、「ユール・ボール」の衣装です。
左に飾られているのは、ダームストラング学院の代表選手ヴィクター・クラムが着用した、深紅の制服。軍服のような重厚なデザインと肩にかかる毛皮が、彼の男らしさと威厳を感じさせます。映画でも彼の無骨な印象を強めてくれたこの衣装は、ファンなら一目で「クラムだ!」とわかる存在感です。
そして右に並ぶのが、ハーマイオニーが舞踏会で着た、美しいピンクのドレス。普段は知的で少し堅い印象の彼女が、このシーンではまるで別人のようにエレガントで華やかに変身。あの瞬間、ロンをはじめ、観客すら息を呑んだのではないでしょうか。このドレスはハリー・ポッターシリーズ屈指の「ときめきシーン」を象徴する衣装として知られています。
ガラス越しに見る衣装は、色味や質感、シルエットに至るまで非常に繊細に作られていて、「本当にこれを俳優が着ていたんだ」と思うと胸が熱くなります。
衣装展示エリアの魅力
スタジオ内にはこの他にも、ハリー、ロン、ハーマイオニーの成長に合わせた制服の変遷や、スネイプ先生の黒ずくめのローブ、マクゴナガル先生のとんがり帽子など、数え切れないほどの衣装が並んでいます。それぞれがキャラクターの個性を反映していて、ただの衣装ではなく“物語の一部”として生きているのが感じられます。