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2025年度都立高校入試対策 社会のおすすめ問題集と勉強法

地理、歴史、公民の学習がひととおり終わったにもかかわらず、V模擬をはじめとする模擬試験では思ったより点数が取れないと方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、今回は2025年度の都立高校入試対策社会のおすすめ問題集と勉強法ということで、抜けている知識を確認するためのおすすめ問題集や過去問の使い方などの勉強法を紹介します。

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知識確認のためのおすすめ問題集

都立高校における入試の社会の範囲は中学3年間で学習する内容ですから、地理、歴史、公民それぞれについて学習すべきボリュームがかなりあります。そのため、忘れている分野も少なくないことでしょう。

また、地理、歴史、公民の各分野にまたがる横断的な問題や総合的な問題も出題されます。

そのため、過去問をやる前に抜けている知識を確認、補充しておきたいところですが、地理、歴史、公民それぞれについて別々の問題集を各1冊やっている時間は正直ありません。

仮に時間があっても社会にそれだけの時間をかける気力もないというのが現実でしょう。

そこで、まずは「きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集 社会【改訂版】」で地理、歴史、公民の各分野について知識の確認をしましょう。

この問題集は1冊で、地理、歴史、公民についてポイントが整理されているページと問題演習のページがあり、巻末には融合問題もあるので、過去問をやる前に知識を整理するにはおすすめです。

できなかった問題は、その場で覚えるつもりで赤ペンで答えを書いて、問題と解説をもう一度読み、必要な知識はその場でぶつぶついいながら覚えてしまいましょう(後で覚えようとしてもやらないので、その場でやることが大切です)。

1通り問題を解いて解説を読んだら、過去問に取りかかりましょう。過去問に取り掛かる前に範囲なしで問題演習をもう少ししたいのであれば、5教科模試をやっておきましょう。

また、問題を解いてみて、苦手なテーマ、分野があり、イメージがつかめない場合には、「面白いほどわかる本シリーズ」で知識を再度確認しておきましょう。

2025年度都立高校入試対策のおすすめ過去問集と勉強法

都立高校入試対策としては、これまでV模擬などの模試を受けていると思いますが、模試は過去問ほど練られていませんので、模試の復習は余裕がなければさらっと解説読むくらいでも大丈夫です。

他方で、過去問は最低3年分はやりましょう。できれば5年分以上やってください。

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過去問解説は声の教育社のものが一番くわしいので、そちらを購入するとよいです。7年分載っていますが、5年分くらいで傾向がつかめるので、全部やる必要はありません(もちろん全部やれるならやったほうがよい)。

過去問を解く際には、今ある知識で問題文をしっかりと読んで、わからない問題でもできるだけ一生懸命考えて自分なりの答えを出してから解説を読むようにしてください。

知識に自信がない場合はさきほどの「きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集」で知識を確認、補充してから取り組みましょう。

問題文にヒントが書いてあることもあるので、たとえば、「ここはまだ勉強していないから、忘れているから勉強してからやろう」というように、その場で考えることを放棄しないことが重要です。

近時の都立高校の入試問題は覚えているかいないかを試す問題ではなく、一定の知識があることを前提にその場で考えさせる問題が出題されています。

そして、このような問題は、問題を読んで受験生にどのように考えさせるか、問題文に書いてあるヒントを見つけることができるかについてほぼパターンが決まっています

そのパターンを見極めるのに過去問を使うようにしましょう。

問題文をよく読めばヒント(あるいは答え)が書いてあり、そこを一生懸命探して適切な解答をすれば得点がもらえるのですから、ある意味おいしい問題ともいえます。

過去問を使って、問題文の読み方のコツをマスターしましょう!

学習塾によっては、都トレのような入試教材をテキストとして使っているところもあると思いますので、その場合は、塾のテキストをやるのも効果的です。ただ、問題文のヒントを読み取る訓練をするために使うのだという意識はもっておくようにしましょう。

まとめ

きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集をやる。
・よくわからないところは面白いほどわかる本を読む
年度別過去問を使って出題パターンをつかむ
・模試の復習は余裕がなければさらっとでよい。

社会は分量が多いので、知識確認のためなのか問題文を読む訓練のためなのかなど何のためにこの問題集をやっているのかを考えながら進めることが大切です。また、やることを絞って同じものを繰り返すようにしましょう。

今回はおすすめ問題集や過去問の学習法を紹介しましたが、社会はある意味勉強法で悩むより、勉強して覚えてしまった方が早いということもあります。解いた問題の復習は後回しにせず、その場で覚えるようにしましょう。

勉強の際には以下のことを心がけながら頑張ってください。

過去問学習の際には、問題文をよく読むこと
・その場で覚えるつもりで覚えること
・字を大きく書く、ぶつぶつ言いながら覚えると効果的

見せかけの量に圧倒されずに先ほど紹介した問題集をしっかりやるようにしてください。

ほかの科目の勉強などもあってあせることもあるかもしれませんが、社会はやればやるほど点数が伸びることも事実です。最後まであきらめず頑張ってください。

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