都立高校入試における効率的な理科の対策ということですが、理科は社会と異なり、複数の分野にまたがる問題はほとんど出ない(小問で出る場合もそれぞれの問題が独立している)ので、学校の中間、期末テスト対策をしっかりとやっておけば都立高校入試でもなんとかなります。
とはいえ、中学3年間分の勉強をやっている今更やっている時間はないという方も多いと思いますので、以下では理科の効率的な対策を紹介します。
都立過去問で問われ方と必要な知識をチェック
理科については、学校のテスト対策をしっかりとやっていた人もそうでない人もまずは都立の過去問を見てどんな問題が出ているのかをチェックしましょう。問題を見てよくわからない問題はいきなり答えを見ても構いません。
都立過去問集は複数の会社から出ていますが、個人的には必要十分な解説がある
声の教育社の過去問がおすすめです。
やり方としては
問題を読む⇒解説を読む⇒重要なところにマーク⇒問題を読んで問われていたことを改めてチェック⇒もう一度解説を読む⇒わからないところを参考書や教科書で調べる
という流れになるかと思います。
試験直前なのに知識が全然頭に入っていなくてどうしようという人は
最初の問題を読むを省略して
解説を読む⇒重要なところにマーク⇒問題を読んで問われていたことを改めてチェック⇒もう一度解説を読む⇒わからないところを参考書や教科書で調べる
という流れで勉強すると少しは気が楽になります。
過去問3~5年分を使って試験までの残りの日数で解説と問題をしっかりと読むことを毎日やれば結構点数が伸びますのでぜひ試してみてください。
知識補充
理科については細かい知識よりなぜそうなるのかを理解することが重要です。
都立の過去問で出題のされ方(知識の問われ方)をある程度つかんだが、全体的に知識面で不安があるというのであれば、中学理科が面白いほどわかる本を一気読みして、一気に知識を習得してしまいましょう!
まとめ
ということで、
・問題はわからなければ解かなくてもよい。解説⇒問題⇒解説の順でひたすら読む
・知識補充は「中学理科が面白いほどわかる本」を一気に読む
理科はなぜそうなるのかの基本がわかれば、一気に点数が伸びますので、入試直前であっても勉強すればするほど点数が上がる即効性のある科目と言えます。
最後まであきらめずに頑張ってくださいね!