中高一貫校の中学生のための定期テスト(中間期末テスト)対策と勉強法の英語ということで、今回は中高一貫校の中学生を対象に英語の定期テスト対策の勉強法や問題集を紹介します。中高一貫校の場合、生徒さんのレベルが高いことが多いので、他の科目と同様、まずは平均点以上をとるのが1つの目標になります。
英語については、学校にもよりますが、ほとんどの学校の場合、教科書に沿って学習が進められ、教科書に出てくる文法、長文、リスニング、単語がメインで出題されます。ただし、教科書の内容にとどまらず、応用力を試すために初見の問題も出題されます。
そのため、英語の対策としては、学校で学習したことについてまず確実に点数を取り、その上で初見の問題についても対応する力を身につけることが重要になります。
そこで、今回は、私が実際に指導して、38点⇒70点(1学期末⇒2学期中間)になり、その後のテスト(2学期末以降)でも60点を下回らなくなったお子さん
の例を紹介しながら、具体的に文法、長文、リスニング、単語に分けて定期テスト対策と勉強法を紹介します。
なお、中高一貫校の中にはプログレス21という教科書を使っている学校が複数あります。
プログレス21については、勉強方法はそれほど変わらないものの教科書対応問題集がないので、別途対策が必要になります。
中高一貫校 中学生 定期テスト対策と勉強法 英語
英語 定期テスト対策と勉強法 文法
賛否両論ありますが、日本の英語教育ではまだまだ文法がメインです。
最近は4技能を身につけるカリキュラムを取り入れている学校がほとんどですが、授業でスピーチなどをさせることはあっても、定期テストは採点のしやすさや努力の成果が数値化しやすい文法中心で出題されます。
そのため、定番ではありますが、教科書対応問題集をまずしっかりとやっておくことが重要になります。
中高一貫校では、学校指定の教科書対応問題集が定期テスト後の提出課題として指定されている場合がほとんどです。
できれば学校指定の教科書対応問題集については、お子さんが(書き込んで)解く前にコピーをとるかもう1冊ヤフオクなどで購入していただいて、自宅学習用の問題集を別途用意することが望ましいです。1冊の問題集を1回やっただけでは知識が定着しているかどうかをテスト前に確認できないからです。
塾などの指導でノートにやる習慣がついているのであれば、ノートにやるのもよいでしょう。
ある程度英語が得意なお子さんであれば、「教科書ワーク」や「中間期末の攻略本」などの市販の教科書対応問題集をやるのもよいかと思いますが、購入する際は必ずお子さんの使っている教科書に対応した問題集にしてください。
問題集の使い方としては、
テスト範囲の問題をできるようになるまで繰り返す
ことにつきます。
テスト対策としては
2 テスト2週間前に別の教科書対応問題集を解く
3 テスト1週間前にできなかった問題をもう一度解く
2 テスト1週間前にできなかった問題をもう一度解く
英語 定期テスト対策と勉強法 長文(読解)
長文については、定期テストであれば教科書でやる長文が出題されることがほとんどなので、文法と一緒に教科書対応問題集をやればなんとかなります。
ただ、さきほども述べたように中高一貫校では、応用力を試すために初見の問題(長文)が出題されることが多いので、初見の問題対策をやっておきたいというのであれば、「とってもすっきり英語長文」をやっておくとよいでしょう。
英語 定期テスト対策と勉強法 リスニング 単語
2 実際に覚えたかどうかテストしてみる
3 間違えたものをもう一度覚える
4 実際に覚えているかテストしてみる