中3の内申点は、都道府県によっては高校入試の得点の一部として考慮されることが多々あります。
実際、都立高校の入試では、入学試験の点数に中3の内申点の点数が加えられ、入試と内申点をあわせた総合得点で合否が決まりますので、中1、中2以上に中3の内申点は重要になります。
特に副教科の4科目の内申点は英数国理社5科目の2倍で換算されるので、副教科の中3の内申点を1あげるだけでも都立入試ではかなり有利になります。この内申点に大きくかかわるのが、中3の定期テストの点数です。
そこで、今回は副教科についての中3の内申点アップのための定期テスト対策と勉強法を紹介します。
平常点アップ
あえて言うまでもありませんが、特に副教科では期末テストしかテストがないため、提出物を出す、授業をしっかり受けるといった日々の平常点も内申点アップのためには重要です。
特に都立を受験する方は、中3の2学期だけでも、自分だけ平常点が下がるようなこと(提出課題を出さない、授業中に騒ぐなど)をしないということを心がけてください!
定期テスト 点数アップ
副教科の定期テスト対策としては、あくまで理想ですが
美術、音楽は、学校や先生にもよりますが、技術・家庭や保健体育よりも実技重視のことが多いので、テスト対策をするなら音楽や美術よりも技術・家庭や保健体育に時間をとることをおすすめします。もちろん美術や音楽も余裕があればしっかりと教科書ワークなどで勉強しておきましょう。
なお、現実的には、教科書ワークをしっかりとやる余裕はなく、テスト直前というか試験の前日になって「さて、明日テストだけど何やろう?」みたいな生徒さんがほとんどだと思われます。
くどいですが、都立を受験する方はそれでは遅いので、副教科についてもできる限り勉強してください。教科書ワークは各1冊なのでやる時間がなくても、学校のプリントと4科が1冊でまとまっている得点アップ問題集くらいは解いて、できなかったところを覚えるようにしましょう。
まとめ
・理想を言えば授業の復習時に教科書ワーク
・教科書ワークまでは無理でもテスト1週間前は得点アップ問題集くらいはやる!