中3の定期試験の点数は、内申点に大きくかかわります。
それだけでなく、中3の内申点は、都道府県によっては高校入試の得点の一部として考慮されることが多々あります。
実際、都立高校の入試では、入学試験の点数に中3の内申点の点数を加えた総合得点で合否が決まります。
そこで、今回は公立中学3年生が社会の内申点をアップさせる定期試験対策ということで、中3の社会の主な科目である歴史(近現代)と公民について定期テスト対策を紹介します。
あわせて、中3の学習範囲ではありませんが、復習として定期テストに出題される可能性がある地理の試験対策についても、簡単に紹介します。
歴史(近現代)
中3の歴史の範囲は主に近現代になります。明治維新前後からのことが多いです。
近現代は登場人物をはじめとして頭に入れる歴史用語がかなりあります。
また学校の都合で授業がかなりのスピードで進むことも中3あるあるです。
そのため、教科書ワークや学校のプリント、課題などを使って必要な知識を頭に入れるようにしましょう。
教科書ワークはご自身の学校の教科書に対応したものをやるようにしましょう。
正直、1回やるだけでもせいいっぱいだと思います。
また、もう一度同じ問題を解くよりも書き込んだものを覚えたり、間違えたところを意識しながら教科書の該当箇所を読むほうが効率がよいので、直接答えを書き込みながらやってください。
やり方としては、わからない問題はどんどん飛ばしながら問題を解いて、間違えた問題については赤ペンでなるべく大きな字で正解を書いてください。
問題文の重要ポイントにぐるぐると丸をつけるのもよいでしょう。
あとはテスト前日まで答えを書き込んだ問題集をひたすら覚えるつもりで何度も読みましょう。
なお、提出課題がある場合は、最優先で終わらせて締め切り通り提出してください。
学校の提出課題はやらないと内申点が確実に下がります。
絶対にやって提出してください!
ということで、歴史(近現代)のテスト対策としては、以下がポイントになります。
・間違えた問題は赤ペンで大きな字で直す。
・赤ペンのところ中心に覚える。
暗記が苦手な方は、「短時間で何度も繰り返す」「大きく目立つ字で書く」を意識してやってみてください。気に入った漫画を何度も読み返すのと同じイメージです。
また、歴史のなぜがわかると意外と頭に入るので、「改訂版 中学歴史が面白いほどわかる本」をテスト直前になる前にできれば読んでおくとよいでしょう。
公民
公民は定期テスト対策という点においては、歴史より暗記の要素がやや強いです。
身もふたもないことをいえばつまらない科目ということですが、覚えれば何とかなるので、公民に入ると社会の点数は上がる生徒さんが多い印象を受けます。
公民も歴史同様教科書ワークなどの問題集で知識を頭に入れましょう。
教科書ワークはご自身の学校の教科書に対応したものをやるようにしましょう。
公民についても、1回やるだけでもせいいっぱいだと思いますので、直接答えを書き込みながらやってください。
やり方としては、わからない問題はどんどん飛ばしながら問題を解いて、間違えた問題については赤ペンでなるべく大きな字で正解を書いてください。
時間がない場合は、問題を解かなくてもよいので、答えを写して、テスト前日まで答えを書き込んだ問題集をひたすら覚えるつもりで何度も読みましょう。
なお、公民についても、提出課題がある場合は、最優先で終わらせて締め切り通り提出してください。
学校の提出課題はやらないと内申点が確実に下がります。
絶対にやって提出してください!
ということで、公民のテスト対策としては、以下がポイントになります。
・問題は解かなくてもよい。
・間違えた問題は赤ペンで大きな字で直す。
・赤ペンのところ中心に覚える。
暗記が苦手な方は、「短時間で何度も繰り返す」「大きく目立つ字で書く」を意識してやってみてください。気に入った漫画を何度も読み返すのと同じイメージです。
公民についても、時間があるときに「改訂版 中学公民が面白いほどわかる本」を読んでおくとイメージがつかめて初めて見る問題にも対処できます。
地理(中1・中2の復習)
地理は、ほとんどの学校で中2で終了するはずなので、中3でテスト範囲に入ることは、通常はありません。ただ、これまでの復習として出す学校もあるかもしれませんので、テスト範囲について「改訂版 中学地理が面白いほどわかる本」を読んでおくとよいでしょう。