中3の内申点は、都道府県によっては高校入試の得点の一部として考慮されることが多々あります。
例えば、都立高校の入試では、入学試験の点数に中3の内申点の点数が加えられ、入試と内申点をあわせた総合得点で合否が決まります。そういう意味では、中3の内申点は重要であり、その内申点に大きくかかわるのが、中3の定期テストの点数です。
今回は国語についての中3の内申点アップのための定期テスト対策と勉強法を紹介します。
国語の定期テストは、入試と異なり教科書で学習した文章から出題されるので、ある意味答えを覚えていれば点数がとれます。しっかりと対策しておきましょう。
定期テスト対策1 学校で配布されたプリントをしっかりやる
国語については、特に漢字や文法などの知識問題(=覚えさえすれば点数が取れる問題)は学校で配布されているプリントがあれば、そのプリントからテストが出題されることが多いです。
模試などと違ってやれば点数が取れることが約束されているのですから、まずはしっかりと学校のプリントを仕上げて覚えるようにするとよいでしょう。なお、プリントが提出課題である場合には、提出しないと内申点が下がる可能性があります。忘れずに提出するようにしてください。
定期テスト対策2 中間期末の攻略本をやる
国語については、演習問題としてできれば教科書に対応した問題集をやりましょう。
中3の場合、内申点のために全科目について定期テスト対策もしっかりやる必要があり、また入試対策もする必要があるので、国語の定期テスト対策としては、それほど時間をとれないと思います。なので、薄めの問題集である中間期末の攻略本がおすすめです。
※必ず学校の教科書に対応したものを購入してください。
解き方としては、
・教科書の該当箇所にマーカーを引く
・マーカーが引いてあるところを中心に教科書のテスト範囲の文章を通読する
とよいでしょう。
国語については、直接書き込みして、解きっぱなしで大丈夫です。漢字や語句などの知識問題は中間期末の攻略本についているミニブックでもう一度確認しておきましょう。
漢字がなかなか覚えられないという人は、
・なかなか覚えられない漢字はなるべく大きな字で目立つ色で書く
・覚えているかをこまめにテストする(確認のために書いてみる)
というやり方で覚えると意外と覚えられます。
まとめ
国語の定期テスト対策としては、あまりテスト勉強に時間をかけない
という視点が重要です。
学校の授業をしっかり聞いてテスト勉強は漢字以外はしないくらいの割り切りもアリだと思います。
国語については、「頑張ってください」・・・ではなくて
「頑張らないでください」(笑)(他の科目を頑張ってください)
なお、他の科目については以下も参考にしてみてください。