中3の内申点は、都道府県によっては高校入試の得点の一部として考慮されることが多々あります。
実際、都立高校の入試では、入学試験の点数に中3の内申点の点数が加えられ、入試と内申点をあわせた総合得点で合否が決まりますので、中1、中2以上に中3の内申点は重要になります。
そして、内申点に大きくかかわるのが、中3の定期テストの点数です。
そこで、今回は数学についての中3の内申点アップのための定期テスト対策と勉強法を紹介します。
定期テスト対策1 学校のプリント、提出課題をしっかりやる
まず、学校のプリントや提出課題をしっかりやりましょう。
学校の先生は、定期テストで少しでも点数をとってほしいという希望を込めてプリントや提出課題を出しています。入試と異なり、ある意味ここをテストで出すよといってくれているのですから、しっかりやるようにしましょう。
また、仮にテストで失敗した場合でも提出課題を出していれば、内申点としては多少大目に見てもらえます。入試では本番で何点取れたかですが、内申点は平常点なども考慮されますので、少しでも内申点があがるように提出課題はしっかりと出すようにしましょう。
定期テスト対策2 教科書ワークをやる
数学については、教科書ワークか中間期末の攻略本を提出課題とは別にやりましょう。教科書ワークのほうが解説が詳しいので、数学にあまり自信がないのであれば教科書ワーク、ある程度自信があって問題演習をさらにやりたい方は中間期末の攻略本をやるとよいでしょう。
※必ず学校の教科書に対応したものを購入してください。
解き方としては、
問題を解く→解説を読む→できなかった問題について、もう一度問題を読んでなぜできなかったのかを考える→できなかった問題をもう一度解く
という流れでやるとよいでしょう。
定期テスト対策3 中学数学のわかりやすい参考書を用意しておく
中3の数学は範囲によっては中1、中2の理解が必要なところもありますが、中1、中2の復習は夏休みなどにまとめてやるようにし、定期テスト対策としては、まずは中3の教科書に出ているところをしっかりと学習しましょう。その上で、教科書の内容だけではよくわからないところ(中1、中2の範囲)については、必要な際に参考書などを調べて対応しましょう。
参考書としては、中学生の範囲がわかりやすくまとまっているものがよいので、
やさしい中学数学」
がおすすめです。
まとめ
ということで、数学の定期テスト対策としては
・教科書ワークか中間期末の攻略本を解いて、間違えた問題はできるようにしておく
・中2までの範囲はやさしい中学数学でその都度確認