中高一貫校の高校生としては、できれば高2までに英検2級をとっておきたいところです。
というのも、大学付属校であれば入試がない代わりに英検2級が進学の条件であることが多く、また、大学受験をする場合には、高校2年生のうちに英検2級をとっておけば、高校3年になってから受験勉強をしつつも総合型選抜等で選択肢が増えたり、英語について80点換算してくれたりと安心材料が増えるからです。
とはいえ、英検2級は大学受験レベルなので、学校の勉強だけでは高校2年生までに合格するのはなかなか難しいです。
以下では英語がそれほど得意でないにもかかわらず、高校1年生で英検2級に合格した生徒にやってもらった勉強法を紹介します。
英検2級合格のためのインプット教材
中高一貫校の高校生といえども高校2年生になるまでに英検2級に合格するためには、学校の勉強だけでは単語や長文読解力などにおいて、少し心もとないです。
そのため、まずは「つきっきり英検2級」で、必要な知識をインプットする必要があります。
このつきっきり英検2級は、アプリで講師の指示に従いながら、英語の音声を1日10分程度テキストを見ながら聞く(&読む)ことで、英検2級に必要な知識が身につきます。
英検2級の勉強を開始したばかりの方、英検2級になかなか合格できない方は、この「つきっきり英検2級」で必要な知識を身につけましょう。
英検2級合格のための定番教材
英検2級に合格するためには、単語力、長文読解力、リスニング力などいわゆる4技能をまんべんなく伸ばす必要があります。
つきっきり英検でひととおりの力を身につけたら、英検合格者がやっている定番教材をやるようにしましょう。
まずは、単語力をつけるために「出る順パス単」をやりましょう。
出る順パス単と並行して過去問を進めてください。はじめはできなくても気にする必要はありません。出題の傾向をつかむとともに復習をしっかりして英検2級に必要な知識を身につけましょう。
出る順パス単、過去問で試験までにはいっぱいいっぱいかもしれませんが、パス単と過去問が一通り終わった方は、「英検2級予想問題ドリル」をやりましょう。
英作文だけでもやっておくとだいぶ違います。
なお、なかなか1人でパス単や過去問、予想問題ドリルができない方や解きっぱなしで復習の仕方が良くわからない、強制的な機会がないとやる気が出ないという方は英検ネットドリルを活用するのもアリです。
英検ネットドリルでは、単語・熟語の和訳や発音がすぐに確認でき、ドリル問題では答えを入力すると瞬時に正誤判定してもらえます。リスニングについても、リスニング→解答選択→正誤判定→解説確認など一連の学習ができるので合理的と言えます。
英検ネットドリルは1年間で11,000円かかりますが、英検2級はしっかり勉強すれば、勉強はじめてから1年以内に合格する方がほとんどです。また、パス単、過去問、予想問題ドリルのテキストで全部で5,000円くらいするので、1人できない方はテキスト等を買わずに英検ネットドリルを11,000円でやるほうが効率的かもしれません。
二次試験対策
二次試験対策は、「10日でできる英検2級二次試験・面接対策完全予想問題」をやりましょう。一次試験合格後あまり期間がないので、合格を確認したら二次試験まではひたすらこれをやってください。
音声を聞いてテキストを読むだけでもかなり違います。
まとめ
英検2級はやることをしっかりやれば必ず合格できる試験です。
・パス単、過去問、予想問題ドリルをしっかりやる
・1人でできない人は英検ネットドリルもおすすめ
・二次試験対策は一次合格を確認したらすぐにやる
最後まであきらめずに頑張ってください。