情報Ⅰはこれまでは参考書もそれほど多くなく、学校の授業もわかりにくかったと思われるので、とりあえず覚えることを覚えておけばなんとか平均点くらいは取れたのではないかと思われます。
しかし、今後共通テストでも出題されることから、しっかりと学習する生徒さんが増えてくるため、これまでのようにテスト前だけ勉強しても中高一貫校では平均点に届かなくなることが予想されます。
とはいえ、定期テスト対策として何を参考にどのように勉強したらよいか正直わからないという高校生も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は情報Ⅰのテスト対策として、やっておくとよいことや読んでおくとよい参考書などを紹介します。
情報Ⅰのテスト対策
通常の科目では、学校の授業で学んだことをしっかり押さえて、試験に臨み、わからないところを塾の先生や家庭教師、できる友達などに質問することでたいてい対処できます。
しかし、情報Ⅰについては、塾の先生なども大学受験で自分がしっかりと勉強したわけではないため、内容がわかっていないことも多く、逆にプログラミングなどが得意な先生はみなさんがどこでつまづいているのか、どこがわからないのかがわからないため、うまく説明することができない可能性があります。
そのため、わかりやすい参考書でまずは基本を押さえる必要があります。
特におすすめなのが「ゼロから始める情報Ⅰ」です。
これは、非常にわかりやすく、またこの手の本にありがちな一度説明したら次は該当箇所を見てねとか同じように考えてねということはなくて、一度説明してあることもそれをどのように使うかについての説明のときは再度説明してくれているので、読み物としてもすらすら読めます。
この本は、一気に読んでも、テスト前にテスト範囲のところだけ読んでも役に立つでしょう。
その上で、学校の教科書やプリント、課題などをやると理解が深まります。
問題演習などをもう少しやりたい方は共通テスト対策の本などを軽くやっておくとよいでしょう。
正直なところ、それほど情報Ⅰのテスト対策に時間も取れないと思いますので、解説を読んで問題を一読して学習した知識がこんな風に問われ
るんだということをイメージしておくだけでも十分です。
まとめ
・学校の課題やプリントなどがあればやる。
・余裕があれば共通テスト対策本を読む(解かなくてもよい)
情報Ⅰの対策はこれで十分です。
正直、ゼロから始める情報Ⅰだけ読んでおけば、学校のテストは余裕で対処できるでしょう。
他の科目もあると思いますので、テスト頑張ってください。