中3の内申点は、都道府県によっては高校入試の得点の一部として考慮されることが多々あります。
例えば、都立高校の入試では、入学試験の点数に中3の内申点の点数が加えられ、入試と内申点をあわせた総合得点で合否が決まります。そういう意味では、中3の内申点は重要であり、その内申点に大きくかかわるのが、中3の定期テストの点数です。
そこで、今回は英語についての中3の内申点アップのための定期テスト対策と勉強法を紹介します。
定期テスト対策1 提出課題をしっかりやる
東京都の公立中学では、英語ラボなどの教科書対応問題集を使っていることが多く、またテスト前の提出課題にもなっています。
提出課題は出さないと内申点が下がってしまう可能性大なので、まずはテスト1週間前までには提出課題を終わらせるようにしましょう。学校の復習として提出課題を普段からやっておくと効率的です。なお、最終的には、解答を見てでも提出してください。
・提出課題が終わらないと心にモヤモヤを抱えたままテスト勉強をすることになります。
・中間テストや期末テストはこの提出課題から出されることが多いです。
英語の中3の内申点で2が付く人は、たいていテストが悪いだけでなく提出課題も出していません。内申点で2があると私立の単願推薦も危うくなります。
なので、提出課題は必ず出しましょう!
定期テスト対策2 教科書ワークなどの教科書対応問題集をやる
提出課題の問題集とは別に教科書ワークなどの教科書対応問題集をやりましょう。
英語については、提出課題は書き込み式で提出してしまうので、教科書ワークなどの学校課題とは別の教科書対応問題集をやるのがおすすめです。中間期末の攻略本でもよいですが、解説がややうすいので、英語に関しては教科書ワークをやることをおすすめします。
※必ず学校の教科書に対応したものを購入してください。
教科書ワークをやる際には、
問題を解く→解説を読む→できなかった問題について、もう一度問題を読んでなぜできなかったのかを考える→できなかった問題について例文や単語を覚える
という流れでやるとよいでしょう。
後でやるためにできなかった問題に印をつける必要はありません。実際にやる時間もないので、単語や答えの例文をその場で覚えて完結させてください。
リスニングについては、教科書ワークのリスニング問題をさらっとやっておけば十分です。
なお、塾などで教科書対応問題集(Keyワークなど)を使っている場合は、そちらをやれば十分です。提出課題とは別に1冊の教科書問題集を仕上げるようにしましょう。
定期テスト対策 その3 教科書に知識を集約&音読
学校の提出課題や教科書ワークなどの教科書対応問題集などを一通り解き終えたら、教科書の本文に問題集で問われた知識(単語や文法、和訳)についてマーカーで線を引きながら、知識を教科書に集約し、最後に音読をしましょう。
音読の際には、英文を読みながら日本語訳が頭に浮かんでくるかを確認しつつ、音読しましょう。
まとめ
英語については、普段から少しずつ勉強しておくとともにテスト前には
・学校の課題とは別の教科書対応問題集を解く
・教科書に知識を集約&最後に音読
(友達や学校の先生、塾の先生などに聞く)
教科書ワークを解いて間違えた問題の例文や単語を覚える&教科書にマーク