記事内に広告を含む場合があります。

中高一貫校プログレス21英語 BOOK3 L15本文 和訳

中高一貫校では、プログレス21をテキストとしている学校がいくつかあります。

しかし、プログレス21については、教科書ガイドがなく、自力で学習するにしても、テスト前や予習の際に時間がかかってしまい、勉強するのが嫌になることもあるでしょう。
そこで、今回は、プログレス21のBook3、Lesson15の本文について、テスト対策や授業の予習の際に役立てていただきたいと思い、和訳を紹介します(テスト対策ということもあり、なるべく文法がわかるように直訳に近い形で和訳しています)。

スポンサーリンク

Lesson15 本文 和訳

15-1 本文

 もっと長い間いられたら本当によかったのに。

グリーン一家のロンドンでの最後の夜だ。

スーザン:明日にはあなたは出発しているのね。

メアリー:うん。もっと長い間いられたら本当によかったのに。

スーザン:私もよ。スコットランドを見る機会があったらよかったのにね。WORKBOOK3⃣

メアリー:うーん、まあ、次回に何かとっておかなくちゃ。WORKBOOK3⃣

スーザン:そうね。またあなたが来てくれることを願うわ。

メアリー:あら、でも今度はあなたがまずニューヨークに来る番よ。WORKBOOK3⃣

 

願望を表す仮定法なので、実際にはそうでなかったという点がポイント。
・もっと長い間いられたらよかったのに⇒いられない(明日帰る)
・スコットランドを見る機会があったらよかった⇒スコットランドを見る機会はなかった
⇒(スコットランドを見るのは)次回来た時にとっておこう

WORKBOOK3⃣とあるところは、WORKBOOKにあるので、日⇒英もできるようにしておきましょう。

15-2 本文

もし私があなただったら、もう1週間滞在するわ。

ホワイト一家は夏休みの間は神戸からニューヨークに帰っている。グリーン博士はロンドンからホワイトに電話をし、ホワイト夫人と話す。彼女は会議はどうだったかたずねた。

グリーン博士:会議はこの上なくうまくいったよ。WORKBOOK3⃣

ホワイト夫人:観光する時間はあった?

グリーン博士:週末だけね。ここにもう一週間いられたら、もっと見ることができたのになあ。

ホワイト夫人:私がもしあなただったら、もう1週間滞在するわ。WORKBOOK3⃣

グリーン博士:(もう1週間滞在することが)できたらいいんだけどね。WORKBOOK3⃣
       ところで、明日の4時にケネディ空港に迎えに来てくれませんか?

ホワイト夫人:問題ないわ。子供たちを連れて行って、一緒にバスでみんなで帰れるわ。

 

ホワイト夫人って誰?と思った人は多いのではないでしょうか<だいたいみなさんテスト前しか勉強してないと思うので、Book1やBook2の登場人物なんて記憶にないのではないかと思います。しかもBook3の最初の登場人物の紹介欄にはホワイト夫人はのってないし…(泣)>。
ホワイト夫人はプログレスBook2のp219を参照してください。トムやメアリーのおばにあたる人になります。
ホワイト一家は普段は神戸にいるのですが(プログレスBook1参照)、夏休みにニューヨークに帰ってきているので、グリーン博士は(明日自分たちがアメリカに帰るから)、ホワイト夫人に空港まで迎えに来てくれないか頼んでいるのです。

WORKBOOK3⃣とあるところは、WORKBOOKにあるので、日⇒英もできるようにしておきましょう。

スポンサーリンク

15-3 本文

そんなことが起こらなかったら、ここにずっと前に着いていたわ。

ローラ(・ホワイト)とケヴィン・ホワイトはメアリーとトムを(空港の)到着所で待っていた。彼らはバスで帰る(予定だ)が、ジョー、ジャネット、ローザを待っている。彼ら(ジョー、ジャネット、ローザ)はまだ空港に向かっている途中である。彼らは30分遅れてやっと到着する。

ジョー:やあ、おかえり。ここに来るのがこんなに遅れてごめんね。

メアリー:(アメリカから)離れるのもよかったけど、(アメリカに)戻って来るのもいいわね。

ジャネット:モニカを30分待ったんだけど、彼女は来なかったのよ。
だから彼女なしで出発しなければならなかったのよ。

ローザ:そんなことが起こらなかったら、ここにずっと前に着いていたわ。WORKBOOK3⃣

トム:また君たちみんなに会えてうれしいよ。
労を惜しまないでくれて(わざわざ迎えに来てくれて)ありがとう。

ケヴィン:ところで、次郎がみんなによろしく伝えてって頼んでたよWORKBOOK3⃣

彼はちょうどインドから帰って来たところなんだ。

 

ローラとケヴィンはトムとメアリーのいとこで、15-2で登場したホワイト夫人の子供です。おそらくホワイト夫人はローラとケヴィンを連れて空港に行って、グリーン博士など大人たちと先に帰り、子供たちは(迎えに来た友達も含めて)みんなでバスで帰ることになっていたものと思われます。
また、メアリーの「It was good to be away, but it’s nice to get back,too.」は、ここだけ読むとジョーの言葉を受けて、それにこたえたようにも思えるので、一瞬意味がわからないかもしれません。Book3は、グリーン一家が夏休みにロンドンに行ってアメリカに帰ってくるという一連のお話であるということを確認しておきましょう。

WORKBOOK3⃣とあるところは、WORKBOOKにあるので、日⇒英もできるようにしておきましょう。

最後に

プログレス21のBook3のLesson15は、Book1やBook2の登場人物も出てきて、テスト前だけの勉強だと「この人誰?」状態に陥るかもしれません。また、Book3は、グリーン一家が夏休みにロンドンに行ってアメリカに帰ってくるという一連のお話であり、Lesson15はその最終章であるということもあわせて確認しておきましょう。

私は家庭教師を頼まれたとき、Book3の途中からのテスト対策を頼まれたので、当初Lesson15は本当に意味不明でした。登場人物の関係がわからないと状況がわからなくて、会話の意味もわからず、Book3の最初とBook2の登場人物を確認して、やっと内容について教えることができたという笑えるような笑えないような記憶があります。

ちなみに、生徒さんもテスト前にしか勉強しないので、Book2の登場人物など完全に忘れていましたね(笑)。

プログレス21の勉強法などは以下も参考にしてください。

中高一貫校中学生英語 プログレス21のテスト対策と勉強法

 

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました