中1や中2の場合、普段からしっかり勉強している生徒さんは別として、ほとんどの生徒さんは部活などで忙しく、国語については、いわゆる部活が休みになる1週間くらい前になってからあわてて始めるのが通常ではないでしょうか。
そこで今回は、国語について、1週間前からの定期テスト対策と勉強法を紹介します。
定期テスト対策1 学校で配布されたプリントをしっかりやる
国語については、特に漢字や文法などの知識問題(=覚えさえすれば点数が取れる問題)は学校で配布されているプリントがあれば、そのプリントからテストが出題されることが多いです。
模試などと違ってやれば点数が取れることが約束されているのですから、まずはしっかりと学校のプリントを仕上げて覚えるようにするとよいでしょう。
定期テスト対策2 中間期末の攻略本をやる
国語については、演習問題としてできれば教科書に対応した問題集をやりましょう。
時間的に余裕があれば教科書ワークが良いのですが、国語に関しては下手するとテスト1週間前どころか前日に泣きながらテスト対策をする生徒さんも多いと思いますので、教科書ワークよりも薄めの問題集である中間期末の攻略本がおすすめです。
※必ず学校の教科書に対応したものを購入してください。
解き方としては、
・教科書の該当箇所にマーカーを引く
・マーカーが引いてあるところを中心に教科書のテスト範囲の文章を通読する
とよいでしょう。
なお、国語については、答えを覚えてやってもあまり意味がないので、もう一度問題を解く必要はありません。漢字や語句などの知識問題は中間期末の攻略本についているミニブックでもう一度確認しておきましょう。
漢字がなかなか覚えられないという人は、
・なかなか覚えられない漢字はなるべく大きな字で目立つ色で書く
・覚えているかをこまめにテストする(確認のために書いてみる)
というのが暗記のコツなので、
時間を区切って覚える→確認→間違えたら大きな字で目立つ色で修正
をひたすら繰り返して覚えましょう!
定期テスト対策3 苦手分野は夏休みなどにやっておく
1週間前だとあまりできないかもしれませんが、苦手分野がある方のために、おすすめ問題集も紹介しておきます。
<とってもすっきり古文漢文>
この本は本当にキソのキソから書いてあります。中学の復習にもってこいです。
<ヒント付きでニガテでも解ける中学国語文法>
文字が大きくて取り組みやすい割には基本的な知識は網羅しているすぐれものです。
ヒント付きですが、ヒントごと頭に入ってきますので、文法を一気に復習するには最適です。
まとめ
ということでまとめとしては、
・中間期末の攻略本で問題演習(ミニブックの漢字もしっかりと!)
・古文・漢文、文法などの苦手分野は夏休みなどにやっておく